フルーツの香りを楽しめるエチオピアコーヒー

コーヒーと聞くとどの国を思い浮かべるでしょうか?南米ならブラジル、アフリカならケニ
アが有名ですが、実はエチオピアもコーヒーを語るときに忘れてはならない国の一つです。
イエメンと並んでコーヒー発祥の地とも言われるエチオピア。当店でも取り扱っている、フ
ルーティーな香りを楽しめるエチオピア産コーヒーについて紹介します。
・エチオピア産のコーヒーの特徴は?
エチオピア産コーヒーの特徴は「フルーティーな香り」です。コーヒーと聞くと「苦い」ま
たは「酸味が強い」という特徴で縛られがちですが、エチオピアのコーヒーは概念を覆す香
りがあります。
コーヒー豆はもともとはフルーツの種からできています。コーヒーチェリーと呼ばれる実の
種からできており、それを焙煎することによって普段お店で目にするコーヒーの色に変化し
ます。
エチオピア産のコーヒーはコーヒー本来の持つフルーツの香りを楽しむことができます。苦
味は抑えられているためコーヒーの好きな人はもちろん、普段コーヒーを飲まない人でも楽
しく味わえます。焙煎するときには香りを引き立てやすい、ミディアムローストかハイロー
スト程度の焙煎がおすすめです。また、別のコーヒーと一緒にブレンドコーヒーとして楽し
むこともできます。
・エチオピア産のコーヒー豆はどこで買える?
エチオピア産のコーヒーはコーヒー専門店ではもちろん、ネットショップや大手のスーパー
マーケットで購入することも可能です。お店によっては「モカ」として販売していることも
ありますが、モカの場合はエチオピア産とイエメン産があるため注意が必要です。エチオピ
ア産のコーヒーにはシダモ、ハラー、ディマ、レケンプティなどの収穫地で表記されている
商品もあります。エチオピア産コーヒー豆はコーヒー専門店などで100gで500~600円で販
売されています。
・豆を購入するときは等級もチェック
購入するときにはコーヒー豆の等級をチェックしましょう。エチオピア産コーヒーには豆の
質によってランク付けされています。等級はG1からG6まであり、G1はコーヒー本来の香が
強く、発酵臭や薬品臭の少ない良質の豆とされています。またG1の格付けがなされている
コーヒーはイルガチェフやウォッシュトなどのごく一部の収穫地に限られています。

・野生のコーヒーの魅力
エチオピアには、世界でも数少ない人の手が入っていない森林に自生しているコーヒーの樹
が存在します。人の手を入れずに自然のままの森林で育った野生のコーヒーで、深いコクと
力強さを感じられる風味が特徴です。
野生のエチオピアコーヒーは通常のエチオピアコーヒーに比べてやや高価で、100g
あたり700~1,000円します。コーヒーの専門店で購入できますが、ネットショップでは野
生のコーヒーを専門で扱うお店もあります。「野生のエチアピアコーヒー」と検索すれば見
つけることができます。
・まとめ
豆の持つフルーティーな香りを楽しめるエチオピア産のコーヒー。香りの虜になる人も多く
、日本でも多くのファンがいるコーヒーの品種です。当店のコーヒーはエチオピア産のコー
ヒーを使用しており芳醇な香りを楽しむことができます。スイーツから軽食まで豊富なメニ
ューを取り揃えている当店で、コーヒーを味わってみるのはいかがでしょうか。